Vivliostyleのベータ版をリリースしました!

Vivliostyle

Vivliostyle 最初のベータ版をリリースしました! 今回はVivliostyle.jsおよびChrome拡張に加え、Vivliostyle Formatterもリリースします。

サンプルおよびベータ版ダウンロード

Vivliostyle.js 0.2.0

今回のリリースでは、CSS Paged Media Module Level 3で定義されているPage-based countersおよびPage-Margin Boxesに対応しました。これらの機能を使うと、書籍などの組版に欠かせないページ番号(ノンブル)を各ページに出力することができます。実際にページ番号が入った新しいサンプルを公開していますので(下記参照)、参考にしながらお試しください。

また、ビューアーのUIも一新しました。以前のビューアーは、ページ送りボタンのみがあるシンプルなものでしたが、新しいビューアーには文字の拡大縮小ボタンやズームボタン、ページサイズ設定パネルなどを加え、より使いやすくなっています。また、組版のコア機能とUI部分とを分離したことにより、それぞれの機能開発をよりスムーズに進められるようになりました。

その他、いくつかの不具合が修正されています。詳細は以下のリリースノートをご覧ください。

Vivliostyle.js 0.2.0 リリースノート

さらに今回は、Vivliostyle.jsを簡単に使うためのパッケージを作成、配布しています。使い方についてのドキュメント・サンプルも同梱しており、以前のバージョンに比べ、ダウンロードしてから実際に使用するまでの手順がより簡単になっています。

ソースコードについては、以下で公開しています。

Vivliostyle.js on GitHub
Vivliostyle.js Viewer on GitHub

なお、Google Chrome拡張については近日中に更新予定です。(現在公開中のバージョンでも、上記のPage-based counter, Page-Margin Boxesは利用できます。)

Vivliostyle Formatter 0.0.1

Vivliostyle Formatterは、HTMLとCSSからのPDF生成をコマンドラインから実行できるプリントフォーマッタです。ベータ版は今後リリースする製品版のプレビューです。

Vivliostyle Formatterは、Vivliostyle.jsを使って実装できるアプリケーションの実例でもあります。このバージョンではChromium Embedded Frameworkをブラウザエンジンとして使っています。

今回はOS X版のみの提供ですが、Windows版とLinux版も予定しています。

Vivliostyle Formatter リリースノート

新サンプル

Vivliostyle.jsの新機能を活用した新しいサンプルを公開しています。Vivliostyleを実務で使うことを念頭に置き、文庫本・段組の雑誌・欧文(Webフォント使用)といった汎用性の高いサンプルを追加しました。これらをベースに、ご自身のユースケースに合わせてカスタマイズし、ご利用ください。上記サンプルページでの公開に加え、Vivliostyle.jsの配布パッケージにも同梱しています。

10月14日にJEPAセミナーで講演をします

10月14日、弊社代表村上がJEPAセミナーにおいてVivliostyle CSS組版などについて講演します。今回リリースしたベータ版のご紹介もする予定です。

電子出版ビューア最前線 Vivliostyleと超縦書